2010年7月12日月曜日

家具設計研究会の提案


今日は 家具設計研究会の提案をしたいと思います。
デザイングループの研究スタイルとして、あるテーマに対して原則的な条件の中で各デザイナーが作品提示をする方法について提案したいと思います。
■住宅設計の場合の例。
これは不動産ネット「Boo-Hoo-Woo.com」が提案している最小限住宅「9坪ハウス」への建築家への提案方式です。
5つの原則×デザイナー=9坪ハウス5つの原則とは
1)平面は正方形(3間×3間)のプランとする。>汎用性と美学
2)3坪の吹抜けを設ける.>空間の連続性
3)外形は切妻屋根.>単純性・合理性
4)独立丸柱を使う。>構築性・柔らかさ
5)メインファサードには大開口部を設ける。>比率・内外の一体化
これは五十年前に建築家 増沢洵が「最小限住居・増沢邸」により提案されたものを現代の建築家の創造力による新たな発想を期待しようと呼びかけたものである。詳細はネットをみて下さい。■家具設計の場合
家具設計にこの「5つの原則×デザイナー=テーマ家具」を適用しようと考えます。
この方法はコンペに似ていますが、グループの各デザイナーの自由な発想を引き出すのが目的です。
家具設計の5つの原則
1)素材は木材及自然素材とする。仕上方法は自由。>木材需要の促進。
2)同一寸法の材料を繰返し使用する。>単純性・合理性
3)金物を使わない。>組立、解体、修理の容易性。
4)手作りの感触を感じさせるもの。>手触りの良さ、愛着感。
5)小規模量産化の可能なもの。>コストの適正化。
■私の提案イメージがどんなものかを提示しますので、ご意見をお願いします。
家具を図面化するのは難しく、モデリングしないと理解し難いので、模型かCGで表現するのが
良いと思っています。CGでのモデリングは私のほうで作業できますので、皆さんのアイデアスケッチを提示して頂ければこちらで作成します。グループとしての成果があれば展示会に出したいと思います。



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