2011年11月10日木曜日

3.11東日本大震災以降の日々。

■3.11東日本大震災以降の日々は個人的には慌ただしくもあり、色々な思いが錯綜し思考停止のまま時が過ぎていくというものでした。1ヶ月後の4月29日にやっとブログに投稿をしたのが精いっぱいの感想でした。
■この地震の前からある設計コンペに参加していましたが、地震情報に気を取られてコンペの作業が進まず、4月末の期限に間に合わせる為に最後の1週間は徹夜状態となりました。この無理が体力をかなり消耗し、体力の老化を実感することになりました。
■5月には帯状疱疹という激痛の伴う病気となり、2度の夜間救急窓口に駆けつけて応急処置をしました。抗生剤により疱疹が軽くなっても激痛は治まらず、神経ブロック注射という麻酔処置により何とか夜は寝られる様になりました。治療から解放されたのは7月11日でした。
■体力が平常に戻った頃の7月末に、事務所休業以来の5年振りに日本郵政株式会社からの指名通知がきました。久し振りの設計委託業務には戸惑いもありましたが、協力して頂ける仲間による設計体制を整える事ができ、8月1日から10月5日までの委託契約をしました。
神奈川県内の日本郵政支店7支店の女子便所の模様替という保全的な仕事でしたが、現地調査、計画案提出、建築図、設備図の作成、積算業務までを2ヶ月間で処理することの大変さを
身に滲みて味わいました。途中、ある支店の計画が調整出来ない為に11月5日までの変更があり、全てを納品出来たのは11月2日でした。途中10月6日から疲労の為か風邪症状となり、5日間寝込んでしまいました。この時の免疫低下の為か持病であった喘息の発作が併発してしまい今現在も軽度ながら完治しません。
■3.11の東日本大震災については未だに本格的な復興もならず、福島原発事故の収束も出来ない状況について一人の日本人としてこのまま見過ごすことは出来ないという思いで過ごしてきました。これまでの7ヶ月間の経過を自分なりに視点を変えて整理したいと思うようになりました。このブログを読んで頂いている方とも一緒に考えていけることを願っています。
■ラベル名は「東日本大震災と原発事故」でまとめたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿